ユーガッタフレンド

ゆうがたフレンド

ゆうがたフレンド

何もここまでのどかになるこたないんじゃないかー?と、少しだけ不安になった始まりでしたが、見事に予想を裏切る展開で一安心。山場はやっぱり終盤の重厚なコーラス以降。わくわくそわそわします。白井良明の肩の力の抜けたギターソロが楽曲と相まって心地よし。

次週リリースの新作が待ち遠しや。

目玉のお話

あややシモーヌミキティがマルセルね。「私」は…曲間やたらあんあん言ってる寺田さんでいいんじゃないでしょうか。初めて眼球譚を読んだとき、「私」(男性)の存在が疎ましく思えてしまったのだけど(美少女同士の遊戯に重きを置くという、おそらくは誤った読み方をしていたのです)、『メロディーズ』に於いても同じく。寺田さんの存在感がここではひたすらうぜええええ。

メロディーズ(初回限定盤)(DVD付)

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純白のスリップを纏う姿はとても無垢で無防備にじゃれ合う姿はとても淫靡。このギャップがとてつもなくいやらしいのです。PVだけではなく曲の方も同様。ドリーミーなオルゴール調のイントロが少女の無垢な部分、転調のその先の詞世界は少女の穢れの部分。どちらも「女の子のリアリティ」なのである、たぶん。

「よしみき」の場合、シモーヌミキティだ。だのになのに「あやみき」の場合はマルセルとなってしまう。それほどに松浦さんのタチ(攻め)属性はものすごい。所謂「カップリング」というものにさして思い入れのないわたしですが、時折、普段は眠れる腐女子な部分をどうしようもなくくすぐられてしまうときがあるのです。例えばリボンの騎士ミュージカルでも、ナイロン小川が大臣吉澤のお小姓さんにしか見えなくなる瞬間があったりして、邪フィルターが大いに観劇の邪魔をしてくれたことも。少し気持ちの悪い告白をしてしまいました。『メロディーズ』があまりにも魅惑的だったということで、どうかご容赦。

リストランテ・パラディーゾ

これはすごい。なにがすごいって、男性キャラクタは初老の紳士しか登場しないという。とんでもない。渚カヲルより冬月コウゾウカフカ少年よりナカタさん、岸田くんよりかしぶち哲郎。そんな人間にまさにジャストな漫画です。ちょっとわかりにくいでしょうか。一言でまとめるのなら超ド級の萌えだってことです。

リストランテ・パラディーゾ (f×COMICS)

リストランテ・パラディーゾ (f×COMICS)

待望の

ごっちんブログをニタニタながめる日々を送っていました。ようやくアマゾンさんから『SOME BOYS TOUCH!』が届きましたよ! 注文したのはもちろん初回盤の方。

SOME BOYS!TOUCH(初回生産限定盤)(DVD付)

SOME BOYS!TOUCH(初回生産限定盤)(DVD付)

曲評価は前々回のエントリにしたためた通り、相変わらずめちゃ高なんですが、オマケPVのクオリティが高過ぎてこれまたどうしようという感じ。後藤さんがバストアップで延々映し出されているこちら。なかなかフェティッシュな…じゃないや。とても美しくそんでもってコケティッシュな仕上がりになっているので、購入するのならば是非にでも初回盤を。超推奨。

ところで『SOME BOYS TOUCH!』でいちばん燃えるのが、間奏のギター・ソロ。ここすっごくカッコよくないでしょうか。がしがし踊る後藤さんの姿が脳裏に浮かんでちょっと大変なことになってしまう。うおおおとなったので真似して弾いてみようと試みたのだけれど、あまりにも技術が足らな過ぎて惨めなものになってしまったのがなんとも切なかった。

最近聴いたあれこれ

この夏はリボンの騎士に魂抜かれっぱなしだったもので、手元にはあったものの封すら切ってすらいなかったものがいくつか。

cure jazz

cure jazz

もっとはやく聴いていたら、コンサートのチケットを間違いなく手配していたことでしょう。ふたりが同じステージに立ってこのアルバムの曲を披露する機会はもうないのかしら。これを見逃すなんて惜しいことをしてしまったなぁ。どのスタンダードも、UAにうたわれるために在ったかのような錯覚を覚えてしまうほどに彼女の歌は強かで確かなものなのだな、と聞惚れてしまいました。でもいちばんのお気に入りは『This city is too jazzy to be in love 』(菊地オリジナル曲)。わたしがどれだけ菊地さんの歌声に飢えていたかおわかりになっていただけるでしょうか。スパンクス

At War With the Mystics

At War With the Mystics

彼らの作品のなかで一番好きになってしまったかもしれない。一音一音がキラキラしていてまるで夢の中で鳴っている音楽のよう。でも少しだけ寂しさも含んでいて、なぜだか涙を誘うのです。

あとはP-vineのウェブセールで購入したものが数枚あるのですが、そちらはまだ未聴。

SOME BOYS! TOUCH

後藤真希さんの新曲PVを観てテンション上がりまくったので興奮気味に更新。初聴・初見の『SOME BOYS! TOUCH』。曲調もPVのつくりもどことなく90年代のマドンナのようですごくいい! ただ真似をするだけじゃなくて、後藤さんの個性だって存分に活かされているし。露出過多な装いも扇情的なポーズも堂々としたものでとてもとても清清しい。どこのどなたですか、後藤さんのセクシー路線に異議を唱えているのは! むちゃくちゃにステキじゃないですか。

田中直がアレンジを手掛けた、との前情報で既に期待度は高まっていたのですが、予想を遥かに超えたものを差し出されてもうもう本当に嬉しいです。「フロア志向のアレンジ」と云えばとにかく音数減らして四つ打っときゃいいんだろ? これでヲタは踊っちゃうんでしょ? 的な考えのアレンジャー氏は彼の鮮やかな手腕に嫉妬しちゃえばいいのだ。そして安易な考えをこの際改めちゃえばいいのだ。そうしたらハロプロ楽曲はもっともっと面白くなるのに…! はなしが逸れてしまいました。この曲、四つ打ちトラックに絡む音の充実具合がスゴくて(こんな稚拙な表現しか出来ないなんて…口惜しい!)呼吸をするのも忘れそうなくらいそれはそれは熱心にアタマからオシリまで耳を傾けてしまいました。まさに手抜きなし。これが天才の仕事なのだろう、と感服。どの音を抽出しても多分ビックリするほどかっこいいんだと思う。そんな楽曲を文句なくかっこいい後藤さんがうたうのだから、「なにもそこまで!」ってくらいに眩いものに仕上がるのは至極当然、のことなのかもしれません。ここまでリリースが楽しみな楽曲はちょっと久しぶり。

けれど、タイトルがもうちょっとスマートでキャッチーなものだったら死角なしだったのにな、なんてふと思ってしまったり。ヲタはどこまでも貪欲なのだ。

[mm。]小川さんにプレゼントを買うはなし

金・土・日、連日リボンの騎士を観劇してきました。なんでこんなにも必死になってるかわかる?小川麻琴さんのことだから云々。時系列を無視して、土曜日昼公演観劇後の出来事を記します。

「そうだ、小川さんになにかプレゼントを…」そう思い立ったのはほんの数日前のこと。18歳の女の子が、しかもギャル(多分高確率で小川さんはギャルです)が好むようなものを探し当てなければいけない。直感的に閃いたのはキャス・キッドストンのビニールコーティングポーチ。あれなら丈夫だしかわいいしそんなに高いものではないしいいんじゃないかしら、ということでルミネエストのソニープラザへ向かう。が、キャス売っていない。なんだよここのソニプラはキャス取り扱っていないのか、じゃあルミネ2のソニプラだ。しかしここでもキャスの取り扱いはナシ。ああ、わたしが知らないうちにキャス人気はすっかり下火になってしまったというのだろうか。あんなにもかわいいのに。気を取り直してフラッグスのアフタヌーンティーへ行くも、こちらは改装工事中。うなだれつつ、向かった先はミロード。しばらく歩くと、アンダーウェアコーナーに辿り着いた。ツモリチサトSLEEPの超絶かわいいショーツやらブラジャーが陳列されており、あ、ここで決まりかも、と浮き足立つ。が、ファン(というかヲタ)から下着を送られてそれを身に着けるアイドルがどこの世界にいるだろうか。やっぱり下着類はだめだ。あまりにもデリケート過ぎる。多分事務所の検閲でバツをくらってしまうだろう。その隣に置かれていたのは下着類を収納するポーチ。これなら問題なさそう、と思い手に取ってみるが、ひとつ疑問が沸く。果たしてギャルな小川さんがツモリのポーチを貰って喜ぶのだろうか? ツモリは諦め、高島屋へ。サマンサ・タバサの華美な装飾が視界に入り込んでくるが、ここのものは結構ケバいのでどうも好みではない。…でもギャルな女の子は大体サマンサ好きだよなぁ…場違い上等で商品を物色するものの、どれももれなく予算外…んじゃコスメはどうだ。パッケージがかわいらしいstillaやPAUL&JOEなら喜ばれるかも。でも液体物(マニキュアやグロス)は検閲で間違いなく引っかかるだろうし、やめておこう。

この時点で既に2時間半以上経過。「やっぱりキャスを探そう」と思い至り、キャス取り扱い店を必死に脳内検索。そういやSHIPSだかユナイテッド・アローズで見掛けた覚えが。ということで再びフラッグスへ。SHIPS。やったーあったー! どれにしよう…ここでまた小川さんはギャルだということを思い出す。小川さんがこんな甘めな水玉柄や花柄を好むか? いやなんか違うだろうこれ。そこで目に留まったのが、シルバーアクセサリー。小さめリボンのチャームをあしらったネックレス*1が、今日見てきたどのプレゼント候補よりも断然素敵なもののようにわたしの目には映った。小川さんはリボンの騎士のミュージカルで卒業するんだし、安直かもしれないけど、これが最適なんじゃないだろうか。小川さんのことだけを考えながら猛暑の新宿をおよそ3時間歩き回ったことは、わたしにとってとても大きな意味があった。千秋楽を見届けることができないわたしは、何かしらの手段を用いてその代替となるようなことを体験しなければいけなかったのだ。絶対的に必要な行為だったのだ。ひとつの区切りを付けるため、別れを別れと認識するために。

プレゼントに添える手紙を深夜に書いてみたのだけれど、翌朝になって読み返してみたらば、マジヲタきめぇwwwな仕上がりになっていたので大慌てで書き直す。感情の押し付けにならないように、伝えたいことだけを明確に。でも書いているときはベソかいてるんだからわけわかんない。わたしはわたしがわからないのだ、まさに。



はてなかしまし物語::小川麻琴さんモーニング娘。卒業

*1:勿論、高いものではありません。友達にあげるプレゼントとほぼ同額