[mm。]小川さんにプレゼントを買うはなし

金・土・日、連日リボンの騎士を観劇してきました。なんでこんなにも必死になってるかわかる?小川麻琴さんのことだから云々。時系列を無視して、土曜日昼公演観劇後の出来事を記します。

「そうだ、小川さんになにかプレゼントを…」そう思い立ったのはほんの数日前のこと。18歳の女の子が、しかもギャル(多分高確率で小川さんはギャルです)が好むようなものを探し当てなければいけない。直感的に閃いたのはキャス・キッドストンのビニールコーティングポーチ。あれなら丈夫だしかわいいしそんなに高いものではないしいいんじゃないかしら、ということでルミネエストのソニープラザへ向かう。が、キャス売っていない。なんだよここのソニプラはキャス取り扱っていないのか、じゃあルミネ2のソニプラだ。しかしここでもキャスの取り扱いはナシ。ああ、わたしが知らないうちにキャス人気はすっかり下火になってしまったというのだろうか。あんなにもかわいいのに。気を取り直してフラッグスのアフタヌーンティーへ行くも、こちらは改装工事中。うなだれつつ、向かった先はミロード。しばらく歩くと、アンダーウェアコーナーに辿り着いた。ツモリチサトSLEEPの超絶かわいいショーツやらブラジャーが陳列されており、あ、ここで決まりかも、と浮き足立つ。が、ファン(というかヲタ)から下着を送られてそれを身に着けるアイドルがどこの世界にいるだろうか。やっぱり下着類はだめだ。あまりにもデリケート過ぎる。多分事務所の検閲でバツをくらってしまうだろう。その隣に置かれていたのは下着類を収納するポーチ。これなら問題なさそう、と思い手に取ってみるが、ひとつ疑問が沸く。果たしてギャルな小川さんがツモリのポーチを貰って喜ぶのだろうか? ツモリは諦め、高島屋へ。サマンサ・タバサの華美な装飾が視界に入り込んでくるが、ここのものは結構ケバいのでどうも好みではない。…でもギャルな女の子は大体サマンサ好きだよなぁ…場違い上等で商品を物色するものの、どれももれなく予算外…んじゃコスメはどうだ。パッケージがかわいらしいstillaやPAUL&JOEなら喜ばれるかも。でも液体物(マニキュアやグロス)は検閲で間違いなく引っかかるだろうし、やめておこう。

この時点で既に2時間半以上経過。「やっぱりキャスを探そう」と思い至り、キャス取り扱い店を必死に脳内検索。そういやSHIPSだかユナイテッド・アローズで見掛けた覚えが。ということで再びフラッグスへ。SHIPS。やったーあったー! どれにしよう…ここでまた小川さんはギャルだということを思い出す。小川さんがこんな甘めな水玉柄や花柄を好むか? いやなんか違うだろうこれ。そこで目に留まったのが、シルバーアクセサリー。小さめリボンのチャームをあしらったネックレス*1が、今日見てきたどのプレゼント候補よりも断然素敵なもののようにわたしの目には映った。小川さんはリボンの騎士のミュージカルで卒業するんだし、安直かもしれないけど、これが最適なんじゃないだろうか。小川さんのことだけを考えながら猛暑の新宿をおよそ3時間歩き回ったことは、わたしにとってとても大きな意味があった。千秋楽を見届けることができないわたしは、何かしらの手段を用いてその代替となるようなことを体験しなければいけなかったのだ。絶対的に必要な行為だったのだ。ひとつの区切りを付けるため、別れを別れと認識するために。

プレゼントに添える手紙を深夜に書いてみたのだけれど、翌朝になって読み返してみたらば、マジヲタきめぇwwwな仕上がりになっていたので大慌てで書き直す。感情の押し付けにならないように、伝えたいことだけを明確に。でも書いているときはベソかいてるんだからわけわかんない。わたしはわたしがわからないのだ、まさに。



はてなかしまし物語::小川麻琴さんモーニング娘。卒業

*1:勿論、高いものではありません。友達にあげるプレゼントとほぼ同額