結構必死でフラゲした

画像が出ませんが、驚愕するほどに酷いジャケなのです。「レジに持っていきにくい度」はベリーズ工房ギャグ100回分愛してください』(こっちはプリキュアとのコラボ絵がきつかった。かわいいんですけどねえ。)すら軽く上回ります。ホントに。メンバーがランダムに切り貼りされただけの、デザイン性の欠片もないもの差し出されたってどうすりゃいいのこれ。落胆と諦め混じりの溜息を吐くしかないってもんです。

ジャケは娘。史上最低の出来ですが、楽曲の方はわりと気に入っています。そして、紺野さんと小川さんのラストシングルがこれでよかった、とも思っていたりします。全体通して読めば、きっと大した歌詞ではないのです。けど、「見上げれば 未来」。ここはいい。本当にいい。聴く度にちょっと涙出そうになりますもん。

メンバーの歌唱について。やっぱり藤本さんが抜きん出ている、と確信。緩急の付け方が非常に巧みだなぁ、と感心しきりです。そして、藤本→亀井 の流れがとてもいい感じなのです。「見上げれば 未来」「口付けの 儀式」。ブツ切り歌唱なのにも関わらず、まったく流れが途切れない。スピード感がキモの楽曲ですし、また、サビの大事な部分ですし「途切れない」ことが実は最重要事項なのではないかと思うのです。そしてラストの紺マコ。ふたりともワンフレーズとはいえ、なかなかおいしいところをもらっています。で、これがまたそれぞれの個性が出ていてじんわり。小川さんは太目の声でかなり力強く、紺野さんは可憐に少し不安定に(でも力の限り、というのが伝わります)。短いからこそ、印象に残るのでしょうね。ここまでいいものをきかせてくれたのだから、パートが少ない、等の不服はこの際申しません。いやそりゃあ少しでも長く聴かせてもらえるのなら嬉しいに越したことはありませんけどね。あと、新たに発見したのは、小春ちゃんの歌声はわりかし好みかもしれない、ということ。真直ぐな子は大好きよ。これからの成長に期待します。


特典DVDに収録された5期メンバーのトーク、涙腺を刺激されます。それはもうダイレクトに。この4人が生み出す空間の特殊さって一体なんなんでしょう。これがもう見られなくなる、ふと思い出したように寂しさが込み上げてきました。ああもう直ぐなんだなぁ。