順を追って23日のことを

昼公演スタート一時間ほど前に会場に到着。毎回単独行動の自分としては相当珍しく、今回同行させていただいた方がふたり。トラックバックは控えますが、便宜上Cさん・Sさんと記させていただきます。奇しくも(?)おふたりともメガネ男子。そしてお洒落紳士。ムハーッ。Cさんには金子國義アリスのチョコレートを、Sさんにはご自身の似顔をプリントされているバッヂをいただく。おふたりの間で交わされる会話が、ヲタ露天などが延々と広がる周囲の光景とあまりにもかけ離れたものでそのギャップが何だか面白い。「金子國義が」「生田耕作が」「コシミハルが」といった感じ。そうこうしている内に昼公演スタート。紺野さんと小川さんを、特によく見よう、と心に決め入場。

ギリギリで購入した席は2階席後方。前景を見渡せる、という点において不満はなかったけれども、ヲタ芸集団と出くわしたのが運のツキ。演目ぶち壊し。みんなまとめてどっか行ってくれ。ということで昼の公演はいまいち覚えていないのです。フライングで泣けたのはやはりモーニング娘。のパート、そして紺野さん、小川さんの挨拶でした。

昼公演終了後、女子・ファミリー専用のグッズ売り場へ。何か欲しいグッズは?とお二人に問いかけたところ、Cさんから「マコ卒業DVD」Sさんからは「大きな愛でもてなして」との返答が。「わたしの分のこんこんDVD、マコDVD、大きな愛でもてなして…で、ふたりの加えて。こんこん1枚マコ2枚大きな愛2枚こんこん1枚マコ2枚大きな愛ブツブツ…」頭の中で何度も反芻したにも関わらず、何故か手元にはこんこんDVDが2枚。余らせたー! わたしは本当の馬鹿なんじゃないだろうか。昼公演のみのSさんとお別れし、夜公演を観るために会場内へ。

以下公演内容に触れますので隠します。


初めて体験する近距離。それぞれの表情、動きを決して見逃すことのない席でした。深謝!

暗転。

紺野さんが目の前に留まって踊る。うわーうわーかわいいかわいい。動きが大きい、張り切ってるなー。今度は、ああ、マコが来た。かわいいかわいい。それにしてもマコは踊っているときが一番かわいいな。写真のマコってマコのかわいさ6割減だよなぁ。にやにや。……って、こんなにもかわいいのにふたりとも辞めちゃうの?そんなバカげたことってあるか。だってこんなにかわいいのに…。…美勇伝の岡田さんか。うーんゴージャス。胸元が色っぽい。メロン記念日の斉藤さんのようだ。石川さん! 地黒というのも若々しくて趣があっていいねぇ…てゆうかすごい美人だ。コケティッシュだ。わ、三好さんはすごいスタイルがいい。細いのに引き締まってて羨ま…今度はミューズがいらした。よっちゃんかー! 美し過ぎる。この麗しさは最早人外の域ではないのか?
動体視力をフルに働かせ、ありとあらゆる賛辞の言葉が瞬時に脳内を駆け巡ったので、始まって少しも経たない内に疲れてしまう。こんな機会はそうそうないので面食らってしまったのでした。ここからは印象に残ったユニット・楽曲別に。

●『印象派 ルノアールのように』。メンバは吉澤さん、三好さん、熊井さん、矢島さんの4人。本楽曲のフリツケのキモはといえばM字開脚、多分。で、ここのフリをメンバ別に見比べてみると、色々とアンバランスで非常に面白い。熊井さんと矢島さんはすんごい健全で、まるで体操の一環の動きであるように感じられた。故にまだ年齢的には幼くとも、痛々しさなどは伴わなかったのが○。そして吉澤さん。まったく下品さがなく、それどころか神々しくすらあった。どこの世界にM字開脚をここまで上品に見せる人がいるというのか。やっぱりミューズなのである。で、三好さんはといえば、強烈に下卑ていた。かなりいやらしい。ダイレクトに性行為を想起させる見せ方という点では、本家をも遥かに凌駕していたり。恐るべし。ちなみにハスキーな歌声もハマりまくっていました。

●『好きすぎてバカみたい』の嗣永桃子さん。まだ幼さが残る体型にも関わらず、いちばん「女」を体言していたのがこの方。しかも意図してそれをやってのけているのではないかと思う。この日はお休みでしたが、年齢にそぐわないほどにきれいで大人っぽい夏焼雅さんとはまた対照的な色気を持つ子ではないかと。嗣永さんが自覚的なものだとすると、夏焼さんはまったくの無自覚。ちなみにムーンライダーズ楽曲の登場人物に例えると、桃子さんが『マスカット ココナッツ バナナ メロン』で、夏焼さんが『お洒落してるネお嬢さん』。わかりにくいな。

℃-ute
大きな愛でもてなして』があまりにも良曲なのでビックリ。鈴木愛理さんの伸びやかな歌声にクラクラ。こんなにいい声を出すのか。是非とも生歌を聴いてみたいものです。あとはグループ全体のダンススキルが高くて感心することしきり。以前友人が「℃-uteは練習時間が多かったからかなり歌えるし踊れるよ」と言っていたことを思い出しました。

ベリーズ工房
どうしても眼をひくのは嗣永さん。見ていないのに無理矢理視界に入り込んでくるアピールの強さ。すごいなぁこれ。あややに次ぐアイドルっていうのはひょっとすると彼女なのかもしれない、とふと考える。そして個人的にいいなと思ったのは須藤さん。額を出した髪形が愛らしく、ニコニコと踊る姿は微笑ましいものがありました。かわいい。大ラスの『SHIP!TO THE FUTURE』にて徳永さんがしりもちをつくかたちで転ぶ場面あり。前日の辻さんの件もあったので一瞬ヒヤリとしたけど、その後何事もなかったように笑いながら踊りだしたので安堵。怪我には気を付けてね。

美勇伝
このセットリストを考えた人は偉い。大好きだ。というわけで『唇から愛をちょうだい』。昨年の楽曲大賞ダントツ一位(わたしの中で)のこの曲を観れて聴けて嬉しいったらありません。扇情的なダンスが繰り広げられ客席からはやんややんやの大喝采。こういうあからさまに下品な歓声は普段イヤなのに、何故かこの場にとても似合う。方向性はエロ、メンバもそれを自覚し臆することなくやりきっているから、だろうか。生歌だと少し歌いにくそうかな、といった印象だったものの、全体的になかなかよろしかったです。CDではフェイドアウトしてしまうラストもきちんと処理されていて言うことなし。こっちを採用してくれたらよかったのに!


続く。