あまりにもアレな文章なんで明日になったら消すやもしれません

ムーンライダーズを観に渋谷AXへ。座席は4列目。なかなかじゃないですかこれ、かしぶち!かしぶち!僕の男前!…とか思っていたらば武川さんの譜面台でかしぶちさんがスッポリ隠れてしまうというアクシデントが発生。うあああ死活問題!だってこれをハロプロメンバーに置き換えてみてください、あなたの一推しメンバーは柱の影か何かに隠れたまま。でも声のみはしっかり響いている…そんな状況、想像するだに泣けてはきませんか。虚しいですよね悲しいですよね。……本格的に痛々しいのでそろそろやめますが、ミーハーの血は滾るんです仕方ない。それもこれもかしぶちさんがカッコ良過ぎるから…!

閑話休題。本日のサポート・メンバーは、矢口博康さん(サックス)、国吉誠治さん(フルート)、矢部浩志さんfromカーネーション(ドラム)。寸分の隙もないまさにパーフェクトな布陣であったわけなのですが、やはり気になるのは二人もドラマーがいるということ。パワフルなドラミングはすべて矢部さんが担当していましたし、ひょっとするとかしぶちさん、本調子じゃないのでは?と懸念してしまうのも無理はありません。音に厚みを持たせたいとかそういった意図での配置ならば何ら問題はないのですが。ところで私が今年一番多く観たドラマーは間違いなく矢部さんです。

来年の30周年を目前に、前夜祭的なテンションのライブでした。もちろんしっかりしたパフォーマンスなのだけれども、どこか緩い雰囲気を漂わせつつ。鈴木兄のすっ呆けたMCやステージ・アクションもこれまた味わい深し。そしてセットリストの充実といったらもう。『さすらう青春』『砂丘』『週末の恋人』『ダイナマイトとクールガイ』『冷えたビールがないなんて』『大寒町』『酔いどれダンスミュージック』『第九』etcetc…。個人的には『週末の恋人』と『砂丘』に歓喜。膨大なムーンライダーズ・アーカイヴからよくぞこれを選んでくれた…!と、新参リスナーの私は感涙に咽んばかりでした。

まったくもってレポートの体をなしていませんが、いいライブだったんだな、ということでここはどうかひとつ。師走にこんないいもの見せてもらえるなんてホントありがたいことです。来年が一層楽しみになってきました。裏で開催されたディーパーズのライブなんて全っ然羨ましくなん…か…な……あああこっちも観たかった。