武道館行ってきました

記憶を辿りつつ綴ります。以下はネタバレ含みますので、ご注意を。そんでもって超長い。










吉澤さんのアナウンスに導かれ、℃-uteが登場。あまりにも唐突過ぎて目の前の光景にただただ唖然としてしまった。ポカーンとしつつも、村上さんって動きがいいなぁ、とか、村上梅田矢島鈴木の4人で改めてユニット作ってみるのもいいんじゃないかなぁと思ったり。ただ、眼前であからさまなリップシンクを見せられるのはやっぱり残念。…これは25日のみのサプライズ。そして娘。さんの登場。


●新曲『恋は発想 Do The Hustle!』。24日初聴の段階では、がっくりと肩を落としてしまいましたが、翌日改めて耳にしてみると、相当にキャッチーで、なんだかそこまでは悪くないんじゃないかという気すら。これ爆音マジックかそれともただテンション上がってて正常な判断下せなかっただけか。パート割りはほぼ均等になっていますが、他のメンバーよりやや多めに歌っているのは亀井さんと田中さん。あと、位置的に目立つのは久住さん。吉澤さんと小川さんは対を成すかたちで、2番冒頭&サビに見せ場が少々。藤本さんも2番に多くパートあり、ということで、個人的に気になるのは2番の方。

●危うげな艶っぽさを持つ道重さんが『バイセコー大成功!』をコミカルに歌い踊る姿は見ていて痛快。爛漫な新垣さん、初初しい久住さんは曲の雰囲気にずっぱまり。

●『ラストキッス』。ハモリを頑張る亀井さんが印象に残りました。高橋さんはさすがの貫禄。ただ、田中さんの軽めの歌声はいまいち楽曲と引き合わなかったかも。

●『男友達』。吉澤さんの柔らかな声がハマることハマること。個人的にはオリジナルよりも好きです。とても女らしく、とてもチャーミングでした。そしてここでも目に止まるは道重さん。長い四肢をフルに稼動させ、明らかに他の三人よりも大き過ぎる振り。それでいてすごくすごく楽しそう。普段、道重さんは、その年齢にそぐわない色気を漂わせ、トーク等の場では他者から求められる自己像をしっかり明示できる頭のいい人です。そんな道重さんと、ステージ上でドタバタと懸命に踊る道重さんは、同一人物とは思えないほどに乖離していて、じっと見ているとしばし奇妙な感覚に陥ります。けれどもその様は過剰なまでに愛らしく、魅了されずにはいられません。

●藤本さんのソロ曲『そっと口づけて ギュッと抱きしめて』。センターステージで気持ち良さそうに歌う姿に少し涙腺が緩む。声もよく出ていて、そのパフォーマンスにうっとり浸れました。そしてものすんごい威力のダブルウィンク。ひでぶ

●『涙が止まらない放課後』。紺野さん、たった一人で踏みしめる大ステージ。この曲はやっぱり紺野さんのものなのだなぁ、とあらためて実感。だって全員で歌われるよりも、断然楽曲が映えるんですもの。

●『シャボン玉』。田中さんはこの曲をすっかり自分のものにしてしまった感があります。感服。間奏部分の台詞は、石川さんから亀井さんに引き継ぎ。眉を顰め、口元にほんのりと笑みを浮かべるあの表情は完璧。狂気を孕んだ女をよく表せていたんじゃないでしょうか。

●小川さんの「あのう、わたしだけおいしい見せ場がまだなんですけど…」というフリから始まる『初めてのロックコンサート』。共にステージに立つのは、高橋さん・紺野さん・新垣さん。あああきちゃったきちゃった。五期に思い入れある身としてはやっぱり泣き所。あああ、今書いてても泣けてきた。小川さんは主に台詞を担当。「見せ場って…台詞ばっかじゃない」という意見をちらほらお見かけしましたが、これで充分満足。これまで台詞のみだった小川さんが大サビで多めに歌い上げる、この構成はとてもよく出来ていると思いますし、私は大好きなのです。金髪の風体とは多少そぐわなかったけれど、今現在の小川さんの成長ぶりを見て取れました。

●『Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜』。男役は吉澤さん・藤本さん・小川さん。推しメン揃い踏み。わたしのためのステージか。

●『Go Girl〜恋のヴィクトリー〜』。ダンスが変わってかなりカッコ良く。更に躍動感溢れる仕上がりに。


今回は2公演観られたので、やや余裕を持って全体を観察。全員をじっくり眺められました。如実に感じたのは、今の娘。はとてもバランスが良いということ。パワーダウンだなんてとんでもない。まとまりつつも、それぞれの役割・見せ所はしっかり把握していて、とてもいいグループになっています。総じて満足のいく公演でした。これから観られる方はどうぞお楽しみに。

……何か褒め過ぎてて我ながらちょっと気持ち悪いかもしんない。まあそれだけ楽しかったということでここはひとつ。その他気になったこと等は明日以降にちらっと。