渋谷AX

にてライブ。出演はムーンライダーズカーネーション、キリングタイム。すべて初見です。


キリングタイム:

極上の桃源郷音楽。小川美潮のヴォーカルはまさに天上の調べ。束の間意識は彼岸へと旅立っていたようです。


カーネーション

ちょいと短めの全5曲。『スペードのエース』『あの日どこかで』『ルネッサンス』など。えらい骨太な演奏で、3ピースバンドの真髄を見せつけられた感じ。ごくごく個人的に聴きたかった『十字路』はナシ。これはリキッドワンマンを観に来いっちゅーことですね。ええ、馳せ参じますとも。明日チケット買ったるわ。「出来る限りこのバンドのライブを観たい」そんな気分にさせるほどに彼らのパフォーマンスは素晴らしかった。そして、直枝さんの素敵っぷりにも見事にやられましたとも。


ムーンライダーズ

体調不良によりかしぶち氏欠席。慶一さんより「かしぶちさんファンの方、ごめんなさい…と本人が申していました」とのアナウンス。残念過ぎる。しかし同年代である高田さんの件もあるので、やはり無理はしないで頂きたい。
他の2バンドより若干多めの全7曲。『モダーン・ラヴァーズ』『Who's gonna die first?』『水の中のナイフ』など。来月発売のアルバムからの新曲披露もありました。この新曲、人をおちょくったムードで結構いいと思います。でも、多分詞は真面目なもの…だったような。
ライブの出来云々よりも初ライダーズにひたすら感動。こうなってしまうと客観的かつ正統な評価など導き出せるはずもありません。次はもう少し平静でいられたら、と願うばかり。


アンコール:

ライダーズwithカーネーションで『夜の煙突』『Frou Frou』。今はもういい年したおじさん達が何十年も前からこんなことを続けている、それを想うと何だか泣けてさえもきます。何てカッコいいことなんだろうと。