3rd

3rd ステーション昨日のダイアリーのあまりのキモさに驚愕しつつ、今日は後藤さんの3rdステーションなどを。1stはレンタル、2ndは友人から頂戴し、3rdにして初めての定価買い。…このようにして着実にDDな途を辿りつつある自分。…それはさておき、中身。これは間違いなく買いです。(最近のハロプロ作品としては珍しく)コンセプトが明確なためか、全曲通してすんなり聴けるのです。危惧していた『渡良瀬橋』『シツレンジャー』も、完全に後藤ナイズされ、アルバムを構成するうえで欠かせないピースとしてしっかり機能しています。いやはや文句なく良作。 個人的なお気に入りは下記の曲。

 事前に物議を醸していた、いわゆるカヒミ・カリィ風歌唱。ウィスパーヴォイスなご っちんは驚くほどにキュートで艶っぽいです。1トラック目からこれとは意表つかれ た。ダンサブルなアレンジとウィスパーヴォイスのアンバランスさが見事。中毒性 高いです。

  • 来来(ライライ)!「福家(シンフー)」

 アレンジ勝ちという気がしないでもないけれど(ちなみにアレンジャーは田中直)、 「イーアルサンスー」が地団駄踏むほどの可愛さ。こういう遊びのある曲は大好  き。うさんくさいタイトルも逆に素敵。


ヴォーカリストとしての彼女の成長を実感できるアルバムです。緩急の付け方が非常に巧みになったというか。そんな歌い手に見合うべく、楽曲のバリエーションが多彩になったのも大事な要素。作り手側には今後もこの調子で頑張って欲しいもの。あ、アートワークも本編に負けず良い感じです。