2005年のベスト5

今年私を魅了した盤を5枚ほど。

Feels (import)

Feels (import)

流麗なサウンドと捻くれたメロディの奇妙なマッチングはクセになります。一見愛らしいのによく見りゃグロい、そんなジャケも含め、今年一番のお気に入り。
Monkey Business (Dig)

Monkey Business (Dig)

「軟派」と侮るのは尚早。ヒップホップは苦手、なんて人(まさに私がそうです)でもまったく気負えず聴けるポップさはものすごい。
スイートルームナンバー1

スイートルームナンバー1

今年ハロー系アルバムはコンセプトが明確で佳作揃いでしたが、個人的にはこれがダントツ。何と言っても名曲『唇から愛をちょういだい』が収録されていますしね。残る課題は岡田さんの歌唱力の向上かしらん。
南米のエリザベス・テーラー

南米のエリザベス・テーラー

今年の心残りといえば、菊地成孔のライブを一度も観られなかったことでして。もの哀しくもどこか猥雑な空気を醸す本作をステージ上でどのように再現するのか確かめたかった。来年こそは絶対に。
P.W Babies Paperback

P.W Babies Paperback

初めてリアルタイムで体感したライダーズ・アルバム。派手さはなくもまとまりがあって、とても耳馴染みのよい作品でした。生涯通して大切な一枚になりそうな予感です。


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軽く振り返ってみると、旧作に多く耳を傾けた年だったような。音専誌にもまったく目を通さなくなったし、流行りものにはとんと疎くなった気がします。そしてハロー。一応は音からその世界に興味を抱いたものの、それ以外の要素にも強く惹かれるようになってしまったのはまったくの誤算。でもステキな誤算でもあります。彼女たちの動向にこんなにも心ときめくなんてとてつもなく楽しいじゃありませんか。

うっかり年を跨いでしまいましたが、みなさまよいお年を。