Postwar Babies Tour 2005

渋谷AXにてムーンライダーズ。ライダーズ視聴暦2年にも満たない私にとって、もちろん初のワンマン公演です。以下は雑感をつらつらと。ここでは公演内容についてのみ触れます。ネタバレを含みますので、恵比寿公演へ行かれる方はお気を付けくださいまし。







●想像していたよりもずっと肉体的なステージ。
●かしぶち氏の不在を埋めるのは、矢部浩志fromカーネーション。彼のドラムは無駄が省かれていてカッコいい。
●「P.W Babies Paperback」の楽曲はライブ映えします。ラストのインプロに魅せられる『夢ギドラ85』、男性の生理を歌う『Wet Dreamland』、武川氏のヴァイオリン冴えまくりの『Waltz for Postwar.B』、サウダージ全開『スペースエイジのバラッド』等等。どれもこれも秀逸。
●博文氏がヴォーカルを取る楽曲も披露。「P.W〜」からは『銅線の男』、そして過去の名曲のひとつ『ボクハナク』。
●かしぶちVo『さすらう青春』は、メンバーが一節ずつ歌い回し。ちょっとホロリ。
●『犬にインタビュー』は速めのテンポにリアレンジ。個人的な好みからは、若干ズレ。
●過去の作品からも多数セットリストに組み込まれていた点は嬉しいサプライズ。先日のアースデイのセットリストと丸かぶりだったものの、あの時はドラムが不在でしたので、まったく別物のよう。当たり前だけど、ドラムの有無はとてつもなくどでかい。
●アンコールは『今すぐ君をぶっとばせ』『BEATITUDE』の2曲。『今すぐ〜』の選曲には大感激。
●非常に満足のいく公演。終始、心中は静かに昂ぶっていました。